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落下の解剖学のグライドのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.4
映画館の予告編が気になり鑑賞。
結果的に予告編の出来のすばらしさに気付いた。
予告編はかなりサスペンス色強め。
でも本編はサスペンスというより人間ドラマ。
小刻みに様々なカットがテンポよく切り込んでくる予告編。
本編はどちらかというとゆったりとしたテンポ。

予告編とはイメージが違ったけど、本編も面白い。
人の思い込みや記憶のあいまいさに切り込んだ作品。
予告編は本編を切り取っただけで、勝手にサスペンスだと思い込む人間の思い込みをメッセージとして演出しているのかも。

それにしても、凶器も発見されてないのに、勝手に殴打による殺人として被疑者にさせられるなんていうことが本当にあるのか??
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