このレビューはネタバレを含みます
アカデミー賞候補作ですし観ておかねばと思い観てみた
ある日突然夫が落下しているのを息子が発見し救急を呼ぶが死亡が確認される
だけどその死が妻の殺人ではと疑われる事になる
目のほとんど見えていない息子だけが唯一の証人だった
裁判が始まり色々な事実が分かってくる
夫は作家になりたかった
執筆する時間を作る為夫の故郷であるフランスに家族でやってきた
が、息子の世話であったり宿泊施設として利用出来るように家をリホームしたりと忙しくてなかなか執筆する時間の無い夫とそんな中妻の方は何冊も作品を生み出している
そんな事もあり嫉妬心もあるのか夫婦は揉めたりしていた
夫が死亡した前日にも2人は喧嘩してそれを夫が録音していた為それが証拠として裁判で流されて益々窮地に陥る
だけど子供が父親がある薬を服薬していた事そしてその薬を愛犬が誤飲して命が危うくなった事を思い出しそれにより母親の罪は晴れる事になる
執筆の為になるかもと録音していた音源が裁判で証拠として出され大変な目にあうハメになったが結局は夫が作品が思う様に書けず思い悩み自殺したんだけど
父親を亡くし母親はあらぬ殺人の疑いを掛けられるし1番大変で可愛そうだったのはあの息子さんだったんだろうなぁ
父親をそして夫を亡くした母子は悲しんでいる暇も無く親子関係もなんかギクシャクしてしまう事になってなんだか素直に喜ぶ事も出来ずモヤモヤした終わり方だったなぁ
でもこれは面白いと言っていいのかわからないけど良い作品でした
