タラオ

落下の解剖学のタラオのネタバレレビュー・内容・結末

落下の解剖学(2023年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

あくまで個人の感想です。はっきり言ってこの2時間は意味がなかった。

ベストセラー作家の夫が不審死を遂げ、証人には盲目の息子がただ1人。ここからどうとでも展開を広げられそうだが、ぶっちゃけそれぞれの要素が無くてもさほど話に影響ないしw

作家志望の夫がストレスから妻を犯人に仕立て上げようと、小説のようなストーリーをでっち上げるでもなく…
本当は奥さんが犯人だけど作家らしく話を作って無罪を勝ち取るでもなく…
ただただ裁判を流して、終始劣勢の中、盲目の少年の浅〜い証言で勝訴って…茶番かw
そもそもなんで少年は目が見えないのに死体が父親だと分かるねん。すぐにママ呼んでたけどもw息子の証言も浅いので盲目である必要ないんだよなぁ。

いや分かるんですよ。実際の裁判はあんな感じだし。この映画も真実は関係なく、どう見えるかだってことを表してるから真相を明かさないことも。
でもねぇ、登場人物から何か起こりそうな期待させておいてそれはつまらないよ。はっきり言って。PERFECT DAYSみたいに地味な人物にしないと。

これが脚本賞なのは正直疑問という感想でした。
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