ハイボール

落下の解剖学のハイボールのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.4
想像していたより法廷劇だった。
『真実ではなくどう見られているか』という台詞のように裁判が進むにつれて証言から夫婦関係などが見えてくるので、無実が証明されてくれ!と思うとともにサンドラに疑いの目を向けてしまう自分がいた。彼女に対する心象が変わってくるというか…。
検察官の問い詰め方が息子に対しても容赦無くてエグい。水中に沈められたみたいに苦しくなる。
152分の長さをしっかりと感じるのに無駄なシーンがなく、聞き逃さないように集中して観てたからか鑑賞後に頭が痛くなった。 
弁護士役のスワン・アルローは不思議な色気がありますね。
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