全ての事件の真相は当事者にしか分からず、我々は他人が書いたニュースを通して判断するのでそれが本当に正かどうかは分からない。感情を切り離すことはできないし、一部のマスコミにとっては真実などどうでも良く、面白ければ良しと一過性のネタと化して消費されていく。
多分この映画で彼女が有罪か無罪かはどうでも良くて、見出しだけ見て判断せずに、安易に白黒つけるな。様々な角度から色んな立場の人の言葉を聴いて見て想像しろ。映画ではこれだけのヒントを与えたから観客なりに答えを出してみな、と試すような映画だと思った。
想像よりストレートな法廷劇だったけど、SNSのせいでその流れが加速している今だからこそ評価されたのか…?
