とき

落下の解剖学のときのネタバレレビュー・内容・結末

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

かなり公平な視点というかカメラワークもだけど、そういう意識を感じた。キャラの表情がちゃんとわかるように撮って、その量も母親と息子で差は感じなかった。没入感がある。時折り観客側であろうメディアの視点も入るが、どうにも芯を食ってないように思わせられる。夫の視点は言わずもがな死んでしまっているので無い。あるのは記録に残った録音や登場人物に残っている彼の記憶だけで、どうにも夫に感情移入してしまった。彼がもし生きていたら何を語ったんだろう。息子を愛していることは確かだと思いたいです
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