このレビューはネタバレを含みます
難しく、ある種擦られたテーマを面白く描き切っている。すごくよかった。
一つ一つのシーンが丁寧で、おしゃれな映画だけど説明不足だと思うことはほとんどなく飽きることなく見られた。
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めも
人間を善悪に分類することは難しく、曖昧な中に生きている。時としてどちらかを決める必要がある。
確かなことはないが確からしいことを確かだと信じることができる。
その人しか知り得ない、あるいは当人すらも知り得ないことが誰しもの中にあり、それを知る術は結局のところない。他人は自分と同じではない。しかし向き合ったり理解に努めることは無意味ではない。
事象は常に連続的であり生きている間人生が完結したり分岐したり切り替わることはない。
人生は自分のために、愛は他者のために使えるといいのかもしれん