これはもう「マリッジ・ストーリー」です。
いい母親に見えていた前半とは打って変わって全く違う一面を見せる後半。
人間の多面的な部分をまさに解剖していくような物語でした。
バイセクシャルだとは知らずに観た女学生とのインタビュー、全く僕には誘惑しているようには見えなかったのであれは誘惑していません!
映画って基本的に初見で観るものはもうある意味証人の一人よな。
その人がどういう人なのか捉えるのは自分次第。
そういう意味で言えば、裁判に勝ったとは言え夫の死に対しての裁判後に笑顔で酒飲めるもんかね、人間ってのはわからんなーと思っていた矢先の実感が湧いてくる場面。
自分がこの立場にならないとまじでわからんもんですな。
スヌーピー似のスヌープ君が1番の名演技でしたわ。あんなことできるもんなんや。