コミ坊さんの映画レビュー・感想・評価

コミ坊

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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0


すみません。もちろん、劇場に観に行きたい気持ちはあったんです。
でもお布団との折り合いがつかなくて行けませんでした。

劇場で何回も予告編観てアメリカのバチバチの内戦は絶対おもろいやんと思った。(お
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.3


この世界観であるなら人が仰山死ぬのはいいですね。そう甘くない世界ですよ。
まあ1番の見どころはアクションなんだろうけど、いちいちカメラワークが忙しくて目が疲れました。


令和ロマンの高比良くるまさ
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.7


私事ですが、全くテレビを観ない生活を送っているのですが患者さんの家で「世界の何だコレ!?ミステリー」って番組のCMで野付半島に行くってのを観て北海道に越してきたものとしては観なくてはと思いその番組を
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.5


観てから間が空いてあんまり覚えてないですね。

この年頃の親からの「旅行は取りやめた」程絶望する言葉はないな笑

若造でもガキンチョでも真っ当に青春を楽しんでる奴の言葉は、時に芯がありしっくり来る名
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必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

-


さらば青春の光のYouTubeから鑑賞に至る。結構経つ。

地雷に吹っ飛ばされる奥さんがアホくさくて最高。

GONIN(1995年製作の映画)

4.0


まさに残忍。
そして豪華キャスト。

今っぽくないカット割りが割とかっこいい。
まさにバッティング(野球のね)するかのように発砲していてある意味気持ちよさがある。
それくらい躊躇のなさが編集からも読
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.5


大通さんは今作も相変わらず大通さん。

自由奔放でなにもかも自分の思い通りに行くとわかっているかのような振る舞い、好きじゃないですねー。
まあ、とは言えですよ。
可愛ければなんでもオッケーなんですけ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.9


いやーいいな。

散々地方の地元を捨てて東京に来るのはアホだとか地元を大切にしろとか言うてましたけど、これを観てたら確かに都会に出たくなる気持ちがわかった。
今作は都会に出たいというよりも場所を変え
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.7


久々の韓国作品。
数学を扱ってるものだけど小難しさなくサクッと観れマース。数学だけに。

日本の臭いドラマのように出演者を美男美女で固めてないのがいいですね。
(そこまでその他の生徒にフォーカスされ
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アス(2019年製作の映画)

3.6


期待以下でした。


んー、自分のシャドーだと発覚するのがあまりにも早すぎると思う。
だからそれ以降の展開の面白みがガクンと下がった。
何者かに襲われてる場面がピークだったんじゃないかな。
もっとシ
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鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

4.0


なんだこれ、鳥肌たった。
北海道の冬の外のように冷たくて切なく、北海道の冬の内(家)のように心温まる、北海道らしさあふれる映画だ。
(僕の家はまじで寒くて震えてます。)

人生いろいろ経験してこうも
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.7


実際に起こりうるかもしれない話。
では、実際にこうなったらどうすればいいのか。
模範解答を示してしまったら敵国にその対策に次の段階を用意されちゃうから教えられないやつ。
僕だったらまず手始めにアレし
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

-


なんかの拍子に再生されたのかずっとサジェスト一覧のトップに居座り続けて早半年ほど。
仕方なく観ることにしました。

まあ観ましたが、僕は残念ながら犬を飼えません。なぜなら赤いほっぺが特徴のでんきネズ
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.8


スーパースターとそのファンの物語。

この追っかけ女子のムーブがキショいのう。
理想を求めて近づいて夢から覚めたら去っていく。非常にタチ悪いですねー。最近こういう痛いファン増えてきてるような、はたま
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.9


結構好き。
かなり気味悪い。
もう最初のヒナが餌を独り占めするために兄弟たちを巣から排除する場面から気味悪さは始まってる。

抜け出せない住宅地に何の手掛かりすら得られない時間に知らん子供。
僕基本
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8


おもしろくない訳じゃないけど、前作ほどのワクワク感は得られませんでしたね。
事の発端はノンフィクションでも起こり得そうなのはありかなと。

ハイテクな組織力に反して敵の大半が弱すぎる。
片腕ボーイと
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.4


深そうで深くない少し深い映画とでも言いましょうか。
なんだろう、なんかふわふわしたまま終わった印象。

満島ひかりさんはここ数年で好きが増してる。

北陸の震災と大雨を連想させるような作品だったので
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釣りバカ日誌(1988年製作の映画)

3.8


西田敏行さんのご冥福をお祈りします。

僕が西田さんを好きになったのはドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でのゲスト回。
御所々原という役名で出ていて、香取慎吾さん演じる両さんに「御所々原、ぜーん
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0


いつまで経ってもタイトルが覚えられないランキングかなり上位。


カードの場面や後半の飲み会も然り、卓を囲んだ映像はさすがにかっこいい。そのままPVとして使えそうなくらい。
音楽もいけてると思えてし
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.7


患者さんにアラン・ドロン亡くなっちゃったねって言われて、誰ですの?ってなり調べて鑑賞に至る。

亡くなられたのが今年の8月18日なので観てからちょっと空いてしまって内容ほとんど覚えてないですねー。
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8


これはもう「マリッジ・ストーリー」です。

いい母親に見えていた前半とは打って変わって全く違う一面を見せる後半。
人間の多面的な部分をまさに解剖していくような物語でした。

バイセクシャルだとは知ら
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フューリー(2014年製作の映画)

3.9


戦車映画ですねー。

主人公の一人、ノーマン君がバルセロナのフェルミン・ロペス君に似ていて、今更ながら昨今のサッカー界でヤマル君やらエンドリッキ君やらの10代の若手選手がどんどん出てきて活躍している
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0


素晴らしいゾンビ映画ですねー。
典型的なゾンビ映画とは一線を画している。
ゾンビと酔っぱらいは≒だったんですね。
目の付け所がいいんですよ。

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.8


結局のところ結末の展開が偽善だろうが歳上とつるむ最大の要因に見えてまうよな。
少なくとも僕はそうなのでね。

もちろん、自分の知らない時代を生きて、その経験談を聞けるとかも一つの要因になりうるけど、
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.2


いい。
終始良い距離感。
勝手にラブストーリーだと思っていたので余計良い。

お互いのことを理解しようとする気持ちから信頼関係を築いていく。


早退したのを気遣って連絡し、荷物届けてもらって連絡返
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.8


たぶんだけど、1度目よりも2度目、2度目よりも3度目って噛めば噛むほど深い味わいになっていくかのような映画だった。

見かけ通りだけど見かけによらない主人公の掴めなさもこの映画の魅力に思う。

ロー
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.0


僕のスタメン、ツートップの河合優実さんと唐田えりかさんが焚き火を囲んで共演。

1人でいる時間と誰かといる時間での表情のギャップから人間社会で生きるとはこういうことって伝わるような。
喜怒哀楽無を見
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.9


おもろかった。

ストーリーがよくできていて没入感があり、2人の関係が案外しっかり純愛だったのでちびっとうるっときてしまった。

ガソリンかけられるシーン、わざと大声出して口にかけるように仕向けて相
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キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

4.0


前作のズッコケ3作目を観ちゃったから、以降の作品は観なくていいかなと思ったけど劇場で観てよかったわ。

大きく話が進んだとは言い難いものの、大きな動きがあったのは確か。
シリーズもののひとつの作品と
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.7


夏映画。
ちょくちょく観たことあったので過去の自分が観てたんだろな。

ちょっと暖色強めのグレーディングが暑い感出してるの満載で過度な演出に見えてしまった。
たぶん25年後の少年からしたらこの時代の
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.5


らしさ全開。
これからさらに感情豊かになっていく一歩手前の“あの頃”をいい具合に表現してる。

最初は誰しも5色の色鉛筆から大きくなるにつれて何種類もの色鉛筆を使って絵を描くようになるやん、みたいな
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.0


うん、まあ、はい。

台湾作品のリメイクを日本に置き換えた時に新学期やランタンは日本式にするべきだろう。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.1


まず感光写真を四つ折りにしたようなビジュアルが好みにも程がある。

傍から見ればいい親子(兄妹)、娘からしても仲良い父親との11歳の時のバカンス。
今思えば11歳のあの時は後の痛みを知らない日光浴の
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.0


もともとクリップしてたんだけど、河合優実さんがキャストに追加された時にストーキングクリップしただけでこんなに反響のあるものとは全く知らなかった。
事前情報はほぼ無しでフォロワー様のレビューの触り部分
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百花(2022年製作の映画)

3.5


怖すぎる認知症。
オラのおっかあもこうなるかもしれない未来が近づいてると思うと歳取ってることを実感する。

日本映画特有の哀愁ある映像。
楽しそうなシーンが一度たりともなかった気がするな。

誰だよ
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