枯れ葉のだんごのレビュー・感想・評価

枯葉と言うと物悲しいものだが、色づき移ろいを感じる一面もある。
これは木々にとってはただの日常で、人々はそこに生命を見出だし魅了されている。

この作品も彼女らの日常の一部を描いているにすぎない。
ただ淡々と語られる生活と、時折起こる幸不幸。
その中で独特の間合いの笑いが、なんだか癖になっていく。


漠然と過ぎる日常だからこそ、少しの偶然に一生の思いをのせてしまったり。

日常って割とドラマティック。

そんな一作。