葉も人生も、枯れ際は美しい
パート務めでパッとしない日々を送る独身ルートまっしぐらの女性と、アルコール依存で仕事を次々クビになるダメ男が一目見ただけでお互いに惹かれ合うも、中々運命の悪戯が2人を反発する磁石のように引き離すが果たして、、
ただの男女の淡々とした日常なのに、色彩豊かな情景と訥々とした2人の表情に引き込まれる。パブで流れる歌も印象的。特に若い女性2人が歌ってた「生きてても死んでも壁だらけ」といった内容の歌は、どうせ生きてるなら今がどんなに絶望でも主人公2人のように突き動かされるように歩を進めていいじゃないかと思わされました。
枯れ葉を踏み締めて遠くに行くラストも素敵。