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ヒトラー暗殺、13分の誤算のkutkutのレビュー・感想・評価

ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)
3.5
父権性とは、誤った正義である

ヒトラーの独裁、エルザ家の体制、どちらも"父"は過ちに気付けない

規模は違えど、自分の正義のために命を奪ってしまったヒトラーとゲオルク。
ヒトラーは自らが救世主と盲信し、その偶像を崇拝して暴走するナチ党員と、神を信じ救済と赦しを請うキリスト教徒のゲオルクの対比は過去の宗教改革と似たような構造なのかもしれません


オリバーヒルシュビーゲル監督
クリスティアンフリーデル
カタリーナシュットラー
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