昨年から観たいと思い続けてきた、アキ監督の新作をようやく観た。
しみじみする。
ラジオで毎日、ロシアのウクライナ侵攻のニュースが流れるから、今の話だとわかるけれど、それがなかったら、時代設定はほとんどわからない。何もかもが20年単位で昔風。携帯電話は持っているけれどスマホではなく、電話番号を教えるときは持っているメモ帳に走り書きしたものをちぎって渡す。テレビは一瞬も出てこなかったと思う。レトロと言われてしまうような、でも色がきれいで素晴らしい画面。
希望も見え、明るいエンディングでほんわりとした気分で帰ってこられた。
やっぱり好きだ、アキ監督。
