去っていく運命と舞い込んでくる運命を自然体で、でもちょっと頑固で皮肉ったらしく受けとめていく登場人物たちがかわいくて素敵だった。どうしてもネット社会でいつでも繋がってる、そこにいるという感覚があって、憶測したりこだわってしまう現代人（というか自分）が忘れがちな感覚を見た気がする。
一方、フィンランドのすぐ近くで起こっている戦争も同居していることが違和感だしリアルだなーと。おかしいって気持ちをもつことが自然だし、でもどうしようもできなくて。
キャッチにあった愛という言葉だけでは片付けられない気がした。家に招いて二人が食事するシーンでは見返りを求めてはないけど、でもすれ違っちゃったことにちょっと悲しみを覚える感じが愛だなーって感じた。
