カウリスマキが帰ってきた
舞台となる街の建築や部屋のインテリアに対して適切な画角、扱う題材にとって最適なタッチと上映時間そして少しのユーモアを心得てるアキ・カリウスマキ
目の前で起きている悲劇と目には見にえない愛
単調なメロドラマの背景にある大きな不条理
無意味でバカげた戦争の全てに嫌気がさして復帰した監督が映画にできることとは?という解答を真正面から提示してくれた最大限のリスペクトを持って
(デット・ドント・ダイをそのまま引くあたり本当に最高)
映画愛を感じる作品をジャック&ベティで
観れたのも大きい