あらすじが既に出オチだけど、どう100分もたせるんだ？と思いながらみた。
バイオハザードあるいはデビルメイクライ方式のカット割がめちゃくちゃ効いてる。普通に何が映るかわからなくて怖い。あと奥行きのない平面的な構図。異様に長くでかかったことがありありとわかった。
音や色、花のアップ、働き蜂、掃除機の音(処理と化した"業務"のメタファー)などで、直接的に表現されてないことに、私は共感を持った。これ、直接的に書いていたらものすごく戦勝国的な映画になってたと思う。ユダヤ系が作る意味がなくなってしまう。
無関心が一番邪悪だなと思った。"荷"として処理される阿鼻叫喚の声を聞きながら暮らせる関心領域にいながらも、圧倒的な無関心。原爆一つをドカンと落としたり、銃で撃ったりするのとは全く違う性質だなとかを考えた。
