このレビューはネタバレを含みます
収容所の中身は映さず、音だけ。怖い
ビックリさせるとかそういう攻撃じゃなくて、不穏で不快な音が聞こえる…みたいな音の怖さ。
でもイビキかいて寝てる人もいたし、実際つまらんかもーと思うシーンがあった。わざとつまらんと思わせて、後々観客に罪悪感を与える。
平気なフリして過ごしているけど、そこかしこに綻びがある。
収容所に無関心なのではなく、無関心を装っているだけに見えた。観客だけでなく、劇中の人物にとっても収容所は「関心領域」だと思う。
コチラを殴ってくるタイプの作品だとは思ってもみなかった。