関心領域のテリーマザーファッカー虎のレビュー・感想・評価

惨劇の横で起きている「生活」を隠し撮りのようなテンションで描いていくのは恐ろしさというより、もう虚無という感じでした。

物語というよりも全編を支配する不穏を全身で受け止める映画なのかなと。
正直中盤は睡魔との戦いもありましたが、クライマックスの飛躍の部分にはギョッとさせられたし、映画館ならではの音響の良さも感じたり。

映画館で観れてよかった作品でした。