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成龍拳のkuritaのレビュー・感想・評価

成龍拳(1977年製作の映画)
3.0
冒頭の、チェンチェンに対するシャオレイの振る舞いが酷すぎて吹いた。初っ端からそれか。
その後すぐに理由は判明するのだが、なかなかですね!彼!

あとは仇役でもある人面桃蜂党のアイテムがクセ強めでお話がなにも入ってこない。
かわいいお人形さんがついたナイフ、お花ちゃんの仮面、先っぽから火が出てる棒、などなどファンシーな人面桃蜂党のみなさま。作ったんすか、それ。

とか何とかありながらも、ツァンヤンが可哀想すぎやしませんかね!
「名前くらい聞きなさいよ!」のくだりとか不憫でならない…ていうかゼッタイ聞こえてないな、あいつ(シャオレイ)。

からの体育座りでまた盛大に吹き出しましたよね、マジでやめて、その遠い目。
そしてツァンヤンの特訓、というか組手で負けた際の罰がここぞとばかりに酷すぎる。
熱々の炭を食わすって一体…からの顔面にジュウって、ひどすぎるよ!

そうかと思えばあいつ(シャオレイ)も不死身にさしてもらって秘伝の書までもらっておいてそのまま何事もなかったかのように流れで家を出てった日にゃあ、オマエもオマエだよ!やっぱりひどい!!
ひと言お礼言いに帰ってきたけどさ、絶対あれ「あっ、無視して出てきちゃった(いかんいかん)」つってUターンしてきたんだろ、マジ酷い男だよ。

そしてラスボス戦のさ、ヘッドに載ってた飾りが弱点なの?なんで?ヘッド飾りに超パワーが宿っていたの?なぜ故に…不思議……

でもね、師匠的な役割を女性が担っているとか、母親も普通に戦闘に参加するとか、男が女に手加減しないとか、そういう所は今見ても画期的だと思った。まぁトロフィーワイフ的な役割の女性もいるけどね、それを差し引いても女性の使い方がすごいなぁと思った。

あと気になったのは画面にチルシフトみたいなのが掛かって見えるんだけど、何だったんだろう?そしてたまに魚眼っぽいレンズで撮影してるのか、両端が歪んでるシーンもあった。不思議…
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