のわーる

ユニコーン・ウォーズののわーるのレビュー・感想・評価

ユニコーン・ウォーズ(2022年製作の映画)
4.7
この物語は寓話。テディベアやユニコーンを人間に置き換えてみると、人種・宗教・戦争・自然破壊・動物虐待・マイノリティなど、様々な社会問題が浮かび上がってくる。クマどもの恐ろしい所業も、人間の真の姿のように思えてくる。

ゆるい絵面に騙されてはいけない。虐殺シーンや捕食シーンがめちゃくちゃエグい。動物を生きたまま喰らったり、殺した相手を喰らうのは野生動物の生態とも言える。

ショッキングな描写の連続。知る人ぞ知るグロアニメ“Blood-C”に匹敵するくらいの衝撃度だった。アニメだったからギリ見ることができた。

軽い気持ちで観るべからず。と、観る前の自分に言ってやりたい。
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