放送事故の瞬間を目の当たりにする体験ができる作品。
50年近く前の当時のTV番組の雰囲気が見事に再現されていて、画質の悪さが逆にリアル。
本来はブラックジョークを交えたトークショーであり、それだけ>>続きを読む
ジブリ作品の世界観を踏襲し、要素を集めて作ったような作品。
オマージュしすぎてるのかな…オリジナリティが全く感じられない。
そしてストーリーや設定が薄っぺらに感じてしまう。登場人物の名前からしてち>>続きを読む
ヨルゴス・ランティモス、エマ・ストーン、そしてウィレム・デフォー。面子を見るだけでゾクゾクする。
イントロでテンション爆上げしておいて、ストーリーは難解。何を見させられているのかと首が傾げていって、>>続きを読む
純粋な少年少女の青春と恋を描いた作品。ピュアだからこそ美しくて儚く、そして脆くて残酷でもある。
ロケーションとスケーティングシーンの映像美に心が洗われた。それ以外は何が残ったんだろう…。
観終わっ>>続きを読む
ティムバートンワールドが大爆発。悪趣味なのについ笑ってしまう。でもその背徳感も心地良かったりする。
強制ミュージカルは今回も最高だった。この無理矢理踊らされてる感じを出せる役者の演技力というか顔芸が>>続きを読む
ふたつの世界…それは音のある世界と無い世界。そして故郷と新天地でもあるのかもしれない。
地方から上京して都会で生活してる人なら、刺さるエピソードがきっとあるはず。
故郷を捨てる想いとか、都会に出る不>>続きを読む
どんなIT犯罪も背後には生身の人間がいる。解決するにはそれをボコってしまえばいいのだ。
マブリーことマ・ドンソクのパンチ音を聴くための作品。それ以外はもはやどーでもいい。これはぜひ映画館の音響で聴い>>続きを読む
久しぶり2度目の鑑賞。
とにかく西宮さんの健気さに感動する。自分を虐めた相手に謝る優しさにはハッとさせられた。
でもそれはきっと許しではなく、恐れからくるもの。彼女の抱える孤独はどれだけ大きいのだろう>>続きを読む
新左衛門がちゃんと侍らしくて危なっかしく、その一挙一動から目が離せなくなる。
みんな真面目なんだけどそこが面白い。時代のギャップに驚く役者の表情につい笑ってしまう。そしてヒューマンドラマとしてもちゃ>>続きを読む
悩みを抱えながらも夢に向かってゆく3人の日常を、親の気持ちで温かく見守っているような気分になった。
学生生活は時間が限られているからこそ貴重で儚いもの。彼らのように夢を共有できる仲間がいたら、共に過>>続きを読む
王道の青春スポ根ドラマ。悪役がわかりやすくてとても観やすかった。登場人物がみんなピュアすぎてこの世界線が羨ましくなった。
シュオの家族への想いに涙。なんていい子なんだ。そしてそれを上回るほどのダンス>>続きを読む
地方ギャングのボス・シーザーの暗殺を命じられたキルバイは、ターゲットに近づくため、映画監督になりすます。
撮った映画を多くの人に観てもらうため、キルバイはあるコンセプトを提案する。それを受け入れたこ>>続きを読む
殺し屋のフリなのに作り話が上手すぎて役にハマってしまうゲイリー。裏の顔のさらに裏側。マディソンだけに見せる教授でも殺し屋でもないゲイリーの素顔が紳士的で魅力的。
殺し屋だけどフリなのでアクションシー>>続きを読む
まず言っておこう。フィンランドの首都を覚えるならこの映画を見るべし。
そしてスオミの話…?いや、これは長澤まさみの話をするべきだ。
まさに怪演。複数のキャラをこんなにも器用に演じ分けできる役者を僕>>続きを読む
絵画は心の鏡でもある。想像したものや感情を描くこともあれば、描いたものを見て自分の心を知ることもある。
主人公ドゥルセもきっとそうやって自分を確かめているのだろう。彼女はトラウマのため家の外には出ら>>続きを読む
韓国の闇歴史をダイナミックに描いた作品。独裁政権が終わりようやく“春”を迎えようとしていた韓国で、新たな不穏な影が動きはじめる。
イ・テシンが格好良い。知的で正義感が強くて頼り甲斐のある雰囲気に男も>>続きを読む
実際にあった事件を元に作られた物語。戦後、時代の変わり目に、中国から台湾に渡った人々のドラマが描かれている。
何が恐ろしいって、警察が無能すぎること。人が殺されてるのに犯人を探している様子がない。時>>続きを読む
都会に生きる男女の恋と別れを描いたラブストーリー。とにかくアルビーが喋りまくる。
特にアルビーのような人間はかなり苦手かも。言い訳や皮肉など、発言がことごとくマイナス。見てるとヘドが出そうになる。一>>続きを読む
イエス・キリストの生涯を描いた作品。イエスは実在する人物でありながら、数多くの奇跡を起こした人物。キリスト教の始祖であり、信仰の対象でもある。
その人生についてはあらすじ程度の知識しか無かったので、>>続きを読む
アレクシアもおかしいけどヴァンサンもおかしい。どっちか片方だけでも十分奇妙な物語になりそうだけど、それがひとつになってしまった。
“なんでそうなる?”と思ったらそこでおしまい。“そういうこともあるか>>続きを読む
会話してるようでしていない夫婦。モモコの話題に対し、マモルはいつも上の空。それでも喋り続けるモモコはちょっと異常にも見える。その状態を放置すればどうなるか…
庭で“ピーちゃん”を探すモモコも怖かった>>続きを読む
マスターは催眠療法の使い手。催眠をかけた対象者の前世の記憶を呼び起こし、病を根源から断つことができたりする。
フレディは猟奇的でアンタッチャブルな存在。マスターの催眠や人格矯正にも屈することなく自我>>続きを読む
国語教師ジェルマンは、ある日生徒のクロードが書いた作文に非凡な才能を感じ取り、個人指導をするようになるが…
クロードの作文はドキュメンタリータッチであり現実を描写したもの。最初は日常を綴っていただけ>>続きを読む
人間と結婚したテッドは子供を授かろとするが、彼はぬいぐるみなので人間の子供を養育する権利がない。“人間“として認めてもらおうと裁判に挑むが、人間ではないと判決が出たことで、これまで曖昧にされてきたあら>>続きを読む
これは男性としては最恐最悪のモンスターだ。
まず急所であり痛すぎる。出血も大量なので致命傷だ。子作りができなくなるので、生物としても男性としても終わる。
また、コンドームを使う場面は気分が高まって>>続きを読む
女と女のプライドをかけた闘いが次々と勃発するアクションコメディ。
舞台はイギリスだけど主人公はパキスタン系の家庭。エキゾチックな衣装での格闘も見どころのひとつ。
アクションシーンはインド映画のよう。>>続きを読む
前半は「呪怨」のような恐ろしさ。適度なジャンプスケアと想像を掻き立てる見せ方に、ゾクゾクとワクワクが止まらなくなる。メインキャラが早々に消える展開に、後半スカスカになりそうな不安がよぎった。
でも蓋>>続きを読む
ドラマ未鑑賞だけど全く問題なし。場面展開と伏線回収が絶妙で心地良かった。とてもよくできた作品。
運送業界の現状、ネット通販の落とし穴、大手取引先との契約、業務の効率化、評価の数値化、コスト削減、低賃>>続きを読む
2度目の鑑賞。前回観たのはかなり前なので内容をすっかり忘れていた。
冒頭で人種差別的な表現があって、ちょっと引いてしまった。いくらブラックでもやってはいけないことがある。
それ以降は大好物のブラッ>>続きを読む
何考えてるのかわからない他人って怖い。意図がわからなければなおさら。
観たあと、包丁が置いてあるだけで何か起こるんじゃないかとドキドキする。
45分なのでサクッと観れた。熱帯夜の蒸れた背中にサクッ>>続きを読む
実はヒロアカの劇場版はあまり好きではなく、今回も序盤から不安要素がいくつもあった。
まず、新キャラの名前がジュリオ、アンナ、ゴリーニなど、ヒロアカっぽくない一般的な人名なのにはちょっと違和感がある。>>続きを読む
いわく付きの古城跡に建てられた療養所。
院長がとにかく水をたくさん飲むように勧めてくるのがもう怪しすぎる。
ちなみにこの院長、見たことあるなと思ったらマルフォイの父親だったのか。
大量のウナギの風呂>>続きを読む
ビル・マーレイが登場するとワクワクしてしまうのはなぜだろう。この何かやってくれそうな雰囲気は何となく志村けんと似てるかも。
ハルカ軍曹の鬼しごきはいかにも悪役っぽいけど、軍隊ならあれが普通なんだろう>>続きを読む
ガブリエルは巧みな言葉の使い手。決して強要することなく、でも断りにくい問いかけで“同意”へと少女を導いて(追い込んで)ゆく。
子供は影響されやすい。守るには危ないものに近づけないこと。予防することの>>続きを読む
アイザックの不気味さ、その一言に尽きる。聖職者のような装いと邪悪な表情や声にはギャップがあり、キャラとしてかなりインパクトがある。この作品をまともなカルトホラーにするための引き締め役にもなっている。>>続きを読む
ジュールズの目標はダリにディナーを振る舞うこと。彼のダリ愛は度を超えていて、そのために開いたレストラン「シュルレアル」には、ダリにちなんだオブジェがひしめく。
現代で言えばコンカフェのようなお店。ロブ>>続きを読む