しん

ユニコーン・ウォーズのしんのレビュー・感想・評価

ユニコーン・ウォーズ(2022年製作の映画)
4.0
かわいいテディベアの見た目に反して、戦いの描写は結構グロくてよかった。
“家族関係、宗教、権力、戦争、男らしさ、戦争”と語る内容が多く、分断がもたらす争いがいかに愚かで無意味かをわかり易く教えてくれる反戦映画でした。

平和に暮らすユニコーン達が暮らす森に略奪をしかける様子は、Twitterで流れてくるイスラエル兵達のパレスチナ人虐殺を想起させました。
ユニコーン達が如何に愚かで残虐で殺すべき対象としかみていないテディベアは、Hamzah Saadahさん(パレスチナ人)がオンライン上で会話を試みているイスラエルの人達と瓜二つだから一度見てみてほしい。学生や女性までもがパレスチナ人を殺すべきと考えている姿に恐怖を感じるはずだから。

観るべき反戦寓話映画でした。
しん

しん