このレビューはネタバレを含みます
たまに食べる冷えた塩結びがとても美味しく感じるように、本作もクラシカルど直球で「そうそう、こういうのでいいのよ〜」なゴシックホラー。
物足りなさを感じる人もいるだろうけど、犬と子供とリーアム・カニンガムがしっかりと餌食になるだけでも充分に満たされる。
そう、この映画は米と塩と握り方だけで勝負している冷えた塩結びとして美味しくいただけば良いのだ。
最後、生き残ったクレメンスがハンター化するのは蛇足…と思ったけども、迎え撃つヴァンパイア側がきっちりパラメータ上げて「ヘイヘイヘーイ」と挑発してくる様には控えめに言ってかなりワクワクしてしまったし、何より犬の仇は撃ってくれ。