人間

ドラキュラ/デメテル号最期の航海の人間のネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

古典ホラー小説「吸血鬼ドラキュラ」の第7章「デメテル号船長の航海日誌」に脚色を加え映像化した作品。
従来のドラキュラ伯爵のイメージを覆す描写は斬新でしたが、あまりにもビジュアルが獣的すぎて(本編でも獣と例えられていましたが)モンスターパニックのようでした。
かと言ってパニック映画だと思って観るとクリーチャーに魅力が感じられないし船員たちが虐殺されていくシーンも単調で面白くはない。ホラー映画としては非常に平凡だし、船上というワンシュチュエーションなのに120分と無駄に長いことも残念でした。それと薄暗い船内と夜の場面が多いため画面が常に暗く見辛いのがもったいないと感じました。映画館で観ていればまた違った感想になるのかもしれませんが…
家畜が殺される〜子供が噛まれ仲間が朝日で焼かれるところまでがピークだったかな。
残念な点ばかり書いていますがつまらなくは無かったです。まあまあ、可もなく不可もなく……主人公の演技はとても好きでした。
人間

人間