このレビューはネタバレを含みます
まじ途中からずっっっと泣いてたわ
翌日めっちゃ目腫れてるし頭痛いし仕事辛かったくらい泣いてたわ
入れ子構造的な映画はこちらも映画を観ていることをふと忘れそうになるから観やすい気がした
花子が自らを奮い立たせて映画を撮ろうとするあたりまでは胸糞が悪すぎるし本当にいそうな上司だし最後まで観られるかすごく不安だったけど(あからさまにいじめたり馬鹿にしたり喧嘩しようとしたりする人間が特に苦手なため)、でも忍耐力が強い私でほんとによかった〜〜!!!ちゃんと観ててほんとによかった〜〜!!!
てかあれだけ荒川監督に「若い感性」を馬鹿にされて嫌な思いしたのに、検診を受けるスタッフの話になって「私若いので」って言えてしまうんだなと思ったわ まあ意味は違うけどさ
神も仏もねえなとキリスト教徒、簡単な1500万円と苦労した1500万円、正しい客と正しい店員、も色々考えるところがあったな。
やっぱり印象に残るのは家族みんなで言い争う場面だよね。みんなそうだろうけど。その辺で祈ってろがめちゃくちゃ面白くて好きだった。この場面観たさにもう一度鑑賞したいくらい気持ちが良くて好きだった。
アベノマスク付けてカチコミに行こうとする場面も好きだった。隠しときゃなんとかなる(ニュアンス)も好きだったし言い出しっぺが空気読めない正夫なのも好きだった。
あとバーテンの場面も好きだった。もっとかっこつけたその辺のバーテンだと思ってたら全然違うし一番かっこつけるべきところで一番かっこわるいしすごい好きだった。
てか私はここの場面が好きだったというかこの映画全体が好きだったんだわ、たぶん。
私にとっての「好きだった」がたくさん詰まった映画だったから、こんなにもまた観に行きたくなってるんだわ、たぶん。
とっても素敵な台詞も場面も確実にもっとあったんだけど、今正確に思い出せないからもう一回ちゃんと聴きたいし観たいな。そうしよう。