家族の物語。
人間の良い部分、悪い部分を等身大で描きつつ、ユーモアを交えながらバランスを作っていく。
そんな印象の作品。
家族と疎遠になった子供３人と父親の交流。
お互いぶつかり合いながらも、父親の真実を知ることで繋がりを取り戻していく家族。
この親あってこの子あり、という言葉がピッタリくるストーリーだった。
家族ではないが不思議な感性をもつ彼の存在も良いアクセントとなっている。
石井裕也作品は「舟を編む」「ハラがコレなんで」以外観たことがなかったけど、これをきっかけに他の作品も観てみたいと思いました。
