うさぎのみみ

タイタニックのうさぎのみみのネタバレレビュー・内容・結末

タイタニック(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

もう無理。見てられない。
辛い。苦しい。酷い。
人を蹴落として生きようとする、自分の事しか考えてない人がほとんど。爪の甘い人。臆病な人。自分から逃げる人。諦める人。人を利用する人。
でもその中にも、人のために最後まで役目を果たす人。恐怖から逃げない人。自分に誇りを持つ人。子供、恋人、家族、友人の事を思う人。誰かのために生きる人。優しくなれる人がいた。
1人1人挙げたいけどやめておく。
見ながら「悪い人は助かっても罰がある」「素敵な人、生きて…」って思いながら見てた。すてきな人は死んでしまう人もいたけど、最後までかっこよかった。素敵だった。悪い人は思った通り。自分もそうならないように生きたい。
最初絵を見た時と最後に思い返すとじゃ感じる事が違うし意味が違う。
ジャックが沈んでいくシーンは忘れられない。辛すぎる。でもそこで奮い立つローズに胸を打たれる。ジャック…生きてほしかった。
名前を聞かれてローズ・ドーソンって言ったのはもう……。たった3日くらいしか一緒に居てないし、彼の写真もない。絵もない。残ってるのは記憶だけ。そこに映る彼の顔と記憶の中でローズは彼のために生きた。彼女の中でジャックは生きてる。だから言ったんだよね、、。
最後のシーンはよく見たことある。けどあんなラストとは知らずに見てた。もう今度から軽率に見れない。
名作と呼ばれる作品には名作と呼ばれるだけの理由と意味があると思った。
これを見ずに生きなくてよかった。
うさぎのみみ

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