このレビューはネタバレを含みます
何年経っても大好き。
初めて見たのは5歳の時でその時は何も分からずただ船が沈む映画だと思い、純粋に怖かったし途中で飽きてしまったためほとんど記憶が残ってない。
大人になってから見るとかなり際どいシーンもあるし小さい時に感じた印象ほどセットは豪華じゃなかった。
ジャックはこの船に乗りさえしなければローズと出会うことも、死ぬこともなかったかもしれないのにそんな運命を呪うことなく最後はローズのために海に沈んでいったのが、切なかった。
また、ローズが助かった後自身の名を「ローズ・ドーソン」と名乗っていたシーンで泣いた。ジャックが死んでしまってもローズの中ではジャックは生き続けているのだろう。
また、ジャックの願い通り幸せに生き続けてくれたローズは強い女性だなとも感じた。
何年経っても色褪せることなく心に残り続けてくれる大切な作品。生きてる間に映画館で見ることが出来て良かった。