鍋山和弥

タイタニックの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

タイタニック(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

『やっぱり!!愛は!金じゃないよね!礼節とか!世間体でもない!』この一言に、尽きるのでは、ないでしょうか?ヒロイン『ローズ』が、愛したのは、金の無い、絵描きの、『ジャック』。『ホックリー』は、典型的な、貧乏人を、見下す、汚い男。妻を、所有物としか、思ってない。僕も、そんな男は、嫌いだ。『ローズ』の、セリフの、『私も、金庫に、しまっといたら?』と言うセリフが、全てを、物語ってると思う。妻だって人間。夫のための、使用人や、人形じゃない。パーティーも、そう。金持ち同士の、上部だけのパーティーより、気の合う仲間との、バカ騒ぎの方がいい。愛は、心の交流。形だけの、人付き合いなど、疲れるだけ。上流階級の、人付き合いは、まさに檻。そんな、つまらない毎日を、『ホックリー』と、過ごすくらいなら、『ジャック』と、楽しく笑い合ったが、いいだろう。結局の所、心を無視して、愛など無いということだ。『ホックリー』のような人間は、付き合いは、金のある内。『金の切れ目が、縁の切れ目』。タイタニックが、沈没しそうな時は、金が、あっても、金に、意味が無くなった。これも、同じこと。金で、寄ってきた者は、去って行く。あっさり裏切る。『金の切れ目が、縁の切れ目』。やはり、愛する者は、命懸けで、守らないと。『ジャック』と『ローズ』のように。命を、掛けられないから、愛する者を、失う。『ホックリー』の、所有欲など、糞食らえ。これは、形の上では、不倫だけど、純愛だよ!!純愛!
鍋山和弥

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