このレビューはネタバレを含みます
なぜタイムループするのか、
始まって少しするとすぐにネタがわかってしまうのが難点。
結局被害者側の遺族や親族の心のケアをするために
ヴァーチャル空間でAIによって疑似人格を与えられた
仮想犯人を何度も殺すだけで現実世界には何の影響もなく
ただ復讐心を満たすためだけの物語。
おそらく犯人は刑務所にいるわけだし仮想犯人と
奇妙な友情が生まれたところでそれで本人は救われるのか。
犯人の本当の動機も殺された彼女の素性もわからず
モヤモヤ感が残りループもの映画としてはさほど面白みはない。
「MONDAYS」や「リバー流れないでよ」に比べたら
見劣りする佳作程度の作品でした。