reb

コロニアの子供たちのrebのレビュー・感想・評価

コロニアの子供たち(2021年製作の映画)
2.8
1989年チリ、カルト共同体コロニア・ディグニダの学校に奨学生として通い始めた12歳のパブロ少年の運命は。
う〜ん、はっきり言って面白くなかった。
1960年初頭、ナチスの残党がチリに設立した「尊厳慈善及び教育協会」で、ドイツ移民のグループが最大300人も生活していたらしい。
しかしその実は、独裁者パウル・シェーファーによって支配された閉鎖的なコミューンで、拷問や性的虐待が日常的に行われ、銃やロケット砲、戦車や兵器を隠し持ち、人体実験まで行われていたという。
2016年のエマ・ワトソン主演の「コロニア」も、なんだかラブストーリーみたいで物足りなかったが、本作もめちゃくちゃ薄っぺらくて物足りない。
抑制のききすぎた描写とやたら流れるサラバンドでごまかされ、何より主役の少年に説得力が無い。歌もそんなに上手くなかったし。
reb

reb