オオカミの家を観たのでこちらも。
情報を遮断され、歪んだ善悪を植え付けられ断罪される支配的なコミュニティ。
甘い言葉で釣りながら、一度中へ入ってしまうと逃げられない陰湿な恐ろしさの一片がじわじわと…
オオカミの家のバックグラウンドとして描かれていたコロニア・ディグニダを知りたいと思って鑑賞
オオカミの家舞台挨拶時の解説で前提として多少の知識はあったものの酷い統治に小児性愛を向けてくる司祭パウル、…
言った側は祝福のつもりでも言われた側にしてみりゃ呪い的な言葉、言った側に自覚がなさすぎてその人間性がほんとこわい。何かの御旗のもとに勝手にこっちを司ってる気持ちの人がいてしかも逃げられないからひたす…
>>続きを読む別作品オオカミの家を見たことでコロニア・ディグニダを知り、こちらを鑑賞した。
ところが、この映画も、はっきりとした描写はないため、鑑賞者は既にある程度の知識がある前提の映画のようだ。
あまり知らずに…
この映画、ちょっとすごい
コロニア・ディグニダという「社会派」なテーマを扱いつつも脚本の構成では「モーションピクチャー」をやってのける大胆さに驚嘆させられる
また、凡庸な作り手ならこの禍々しい施設…
胸糞悪い。「天国に行ける」を放免に好き勝手に子供の人生を奪うイカれたジジイの所業。
強制労働・拷問・性的虐待・人体実験まで。
徹底した管理下の元、政府まで抱き込んで行ってきた所業の胸糞悪さたるや。
…
オオカミの家を見たので、こちらも。
オオカミの家では具体的なことは描かれてなかったけど、こちらはコロニアでどんなことが行われていたのか、そのおぞましさや恐ろしさが少年の目を通して伝わってくる。
才能…
直接的な描写こそないが、コロニア・ディグニダの閉鎖された空間の狂気と、その環境下に翻弄される子供たちの心情が耐え難い程に伝わってくる映画。ただし、映画にする以上はエンタメ化は宿命だと思っているので、…
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