鑑賞記録
⭐︎スルーしてください
「オオカミの家」を観る前に予習として鑑賞。
"平和だった頃に逆戻りしようよ~"
鑑賞後、冒頭で歌う、少年の歌の一節を思い出して心が痛くなった。あんなこと、夢の中の出来事だったらよかったのに。
ヒットラーを崇拝する元ナチス党員がチリに設立した「コロニア・ディグニダ」
独裁者パウル・シェーファーによって支配されたカルト宗教コミュニティ。
そこの学校に入学した12歳の少年を主人公に、チリの負の歴史の一部を描いてます。
言葉巧みに誘導する大人と
疑うことを知らない少年
入学した学校の生徒たちに笑顔がないのが不思議だった。。
被害を受けた当事者たちの拭いきれない苦しみと、何も知らず入学させてしまった親の後悔を、日本の時事問題と重ねて見てしまいました。
パウル・シェーファーには誰も逆らわない、逆らえないのです。
全体を網羅するために、Netflixのドキュメンタリー「コロニア・ディグニダ:チリに隠された洗脳と拷問の楽園」も観ました。