カントク

駒田蒸留所へようこそのカントクのレビュー・感想・評価

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)
4.7
大大大好きP.A.WORKSの新作、劇場作品ということで仕事終わりに劇場で見てきました。

まず大画面に映るP.A.WORKSらしい絵のタッチと、P.A.WORKSらしい選曲に冒頭から懐かしさを感じ、即ノックアウト!

ちなみに過去作と比べて、初見キャラクタービジュアルが今までと比べて、地味だな〜という印象でしたがいつの間にか気にならなくなり、中盤以降とあるシーンで一気流れを変わり、心を鷲掴みモード突入。以後、何気ないシーンでも目頭じんわり鑑賞が続きました。あぁ至福。

ウイスキーについては完全無知でしたが、この作品を見ることによって、商品開発、作る工程、かなりの時間と労力が掛かることを知り、ウイスキーの見方が一気変わりました。

実際の蒸留所も協力していることもあり、かなり細かな描写や情報量も画面からヒシヒシと伝わってきます。

そして何と言ってももお仕事シリーズ作品としても、毎度のことながら自分のやりたいこと、過去と今、自分の存在意義、他人から見た自分の立場、夢、家族、しがらみなど「あぁ、わかるわかる」と感じる共感ポイント盛り沢山で鑑賞中・鑑賞後いろいろ考えさせてくれるノリシロもしっかり用意されています。

追伸:蒸留所巡りしたくなります。あとウイスキーが飲みたくなります。自宅帰って飲んだのは自分だけではないはず。
カントク

カントク