マッシモ

佇むモンスターのマッシモのネタバレレビュー・内容・結末

佇むモンスター(2023年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

週末最後はスコセッシ監督と決めていましたが。残念3時間を捻出する暇がなく。断念。家族優先でございます。仕方ない。

さて。というわけで代わりにアマプラで以前見ていた。現代ホラー映画(人怖です。モンスターホラーじゃないです。)を一本。

実際に歌舞伎町で起きた母親が自分の娘をビルから突き落として殺害した事件を元に作られた異色ホラー。

【キャスト】
賢二:柳内祐介
樹梨杏:AIRI

監督は、北田直俊氏

【ストーリー】
運送業(トラックの運ちゃん)の傍ら個人でホラー映画を撮影している賢二は、ある撮影の日、9歳の女の子、樹梨杏と知り合う。撮影に興味を持って話しかけてきた女の子はまた撮影を見学しても良いかと彼に頼む。賢二も快諾して奇妙な二人の関係が始まっていく…。

【総評】
マジレスしてはいけないところに触れると9歳の女の子に独身の、おっさんが近づいたらダメだろう。いや妻子持ちでも、ダメかも知れんが…。

映画の都合上、正義感や義勇の方が強く描かれているけど賢二の取ってる行動が稚拙過ぎてこいつが何もしなければ、擦れた子に育つとは思うが女の子は死ぬことはなかったと思う。そんなシナリオ。

まぁそれを含めてのメッセージだと受け取れなくもない。可哀想な子供を見つけたら特攻せずにお国に任せなさいと。じゃないと犯罪者にされた上にその子も死ぬかもよと。

【あとがき】
昨今思うのはこの手のメッセージ強めの映画の役割ってリアル系ライターの仕事の劣化になりがちだと思うんですよね。社会派っていったも作り物になる映画や小説よりもガチのルポのがストレートだし。

そんな感想を持った一本でした。
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