マッシモ

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のマッシモのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゴールデンウィークにぶつける筈がクオリティアップを理由にちょっと公開の遅れたデデデデ後編。

浅野いにおさん原作。
連載は『ビッグコミックスピリッツ』
私は今回も原作未読です。
(レビュー時点で全話読み切りました。)

東京上空に巨大円盤が飛来し、侵略者とバトルが…。始まる横で日常を過ごしてる女子高生達の物語の後編部分となります。

【キャスト】
(駿米大学組)
小山 門出(こやま かどで):幾田りら
中川 凰蘭(なかがわ おうらん):あの
出元 亜衣(でもと あい):島袋美由利
平間 凛(ひらま りん):大木咲絵子

(石川上京組)
竹本 ふたば(たけもと ふたば):和氣あず未
田井沼 マコト(たいぬま マコト):白石涼子

大葉 圭太(おおば けいた):入野自由

(その他)
小山 ノブオ(こやま ノブオ):津田健次郎
中川 ひろし(なかがわ ひろし):諏訪部順一
渡良瀬(わたらせ):坂泰斗
小比類巻 健一(こひるいまき けんいち):内山昂輝

(S.E.S社)
須丸 光(すまる ひかり):大西沙織

(ドラえもん的な漫画のキャラ)
イソべやん:杉田智和

【ストーリー】
前半から地続きに門出と凰蘭が駿米大学に進学し、オカルト研に入る形で話は進んでいく…。

【総評】
(全体感)
オリジナルラストと聞いて比較しないとと思い。鑑賞後にオリジナルも突貫で読んだ訳だが、原作からして風呂敷を畳みきれてない感はあると思うけど、作品の性質的には原作も映画も良い終わり方だったとは思う。原作ラストを映画でやるのはしんどいかなと正直思うので、大葉を二人の元に帰還させるってのはアリだとは思う。(何かそれっぽいからそうしたらように見えなくもない。)

(良かった所)
解決編としてはまぁ及第点な出来ではあったので劇場行っても損はしないと思う。が、前半で上がった期待値を超えたかと言うと微妙な所ではある。

(そうでもない所)
大葉、ふたば、マコトなど本作から主にメインに合流したキャラクターと門出達が知り合い関係が深まるまでの描写不足を感じる尺の都合もあると思うが正味5分くらいでみんな仲良しなのでなんだかなと思った。

大葉とマコトはキャラクターとしては立ってるし素晴らしいけど前後半の映画全体として見ると役割の割に与えられた時間がすくなかったように見える。

(シナリオとして)
世界を救う話でもないので投げっぱなしとまでは思わないが、チグハグには感じた。映画では、大葉がかなりヒーローっぽく見えちゃうのでなんだかなぁと思ったりね。

【あとがき】
物語のオチって難しいですね。
と再認識した気分。
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