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四月になれば彼女はのkのネタバレレビュー・内容・結末

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

Filmarksの試写会にて鑑賞させていただきました。

予告でも風景が綺麗だなと思っていたのですがスクリーンで観るウユニ、プラハ、アイスランドの景色はとても美しく圧巻でした。特にブラックサンドビーチの黒と白のコントラストは葬式と結婚式をイメージさせるものであったり、「恋愛は生と死に似ている。永遠に続かないものこそ儚く美しい」という想いが表現されていたのだと上映後の川村元気さんと山田智和監督のアフタートークで伺うことができ、もう一度改めて劇場で鑑賞したいと思いました。

登場人物に関しては感情移入するということはなかったのですが、タスクが藤代に向けて放った「安全地帯から見ているだけ」という言葉がグサッと刺さり、自分自身に当てはめてしまいました。傷つくことが怖くて何もせず年月が経っていたなと…。紆余曲折しながらも辛いことも悲しいこともあったけど今が楽しいよねと思えるような恋愛ができたらいいなと思いました。

藤井風さんの主題歌もとてもよかったです。
早速「満ちていく」のMVを拝見して余韻に浸っています。
貴重な機会をいただきありがとうございました。
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