悠

四月になれば彼女はの悠のレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
2.8
公開初日、スクリーンで主題歌が聴きたくて。

良くも悪くも原作に触れたいと思えた映画。たぶん2時間の中では描ききれなかった機微があったはず。

愛をサボってはいけない。
幸せを感じるといつかそれを失ってしまう恐怖によってそこから逃げ出したくなる感覚、これは大衆に向けた一つのキーポイント。

個人的な根底にある、愛するとは全てを知る事であるって価値観に繋がる内容だった、けどそれは必然でもあった。

はるからやよいへ、過去から現在へ。
愛するというテーマがいかに永遠たるものか。

愛するという事は、何か手に入れる事でも失う事でもない。重ねる日々の中で手放しあって満たしていくものであったようだ。
悠