ユカリーヌ

四月になれば彼女はのユカリーヌのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.8
川村元気原作で、佐藤健主演と
いうだけで、あざといのに、
主題歌が藤井風って、
あざとすぎるわ!

主題歌聴く為だけでも
映画館に行かなきゃでしょ。

予告でもキーワードになった
「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう?」を謎解く。

愛の形は様々で、感情を出すことだけが激しい愛でもないが、
どちらかが、愛が薄れていると
感じてしまうと、愛は続かないのかな。

選ばなかったから、
愛してないわけじゃないし、
追いかけなかったから、
求めてないわけじゃない。

愛を続けていくことの
難しさを考えさせられる。

海外の風景は美しいし、
恋の始まりから親密になり、
唇を重ね、身体を求めあう過程が美しく描かれる。

過去と現在が手紙をモチーフにして表される構成もいい感じ。

主演三人もナチュラルで
良かったが、登場シーンは
少ないのに印象的な仲野太賀や中島歩、
河合優実も良かった。

最後はやはり、涙してしまう。


「CUT」3月号特集は
『誰も知らない佐藤健』。
カメラを持つ佐藤健が表紙。
映画の中では、写真部の役。

「キネマ旬報」3月号も
佐藤健が表紙。
ユカリーヌ

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