しゃか

四月になれば彼女はのしゃかのネタバレレビュー・内容・結末

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

上映後、近くの席から「離れてみて大切さに気づいてヨリ戻しただけじゃん」っていう感想が耳に飛び込んで来た。たしかに、言葉にしたらその通りだし、それまでだと思う。だけど、人を愛するってそんなに簡単なことじゃないし、私もよく分かんないし、そんな一言じゃ表せない感情が上手く描写されていてとても美しかった。
つい最近大切な人とお別れをした私にとっては全ての言葉が響いて、久しぶりに映画館で号泣してしまった。
100分という上映時間は、登場人物たちが長年に渡って抱えていた感情を全て理解するにはあまりに短かったので、時間が十分に経って内容が薄れてきた頃にまた観たいと思える作品だった。言葉も映像も美しくて、非常に良かった。
しゃか

しゃか