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四月になれば彼女はのかのネタバレレビュー・内容・結末

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます


今、長澤まさみと佐藤健は婚約者で
佐藤健は大学生の時に森ななと付き合っててそれが大恋愛やったけど親が厳しくて一緒になれなかった。

愛を長続きさせるには手に入れないこと。

長澤まさみと佐藤健は長く付き合っていて初めの頃の大切にしていた感情が薄れてきていた 

佐藤健に森ななから手紙が届く
佐藤健は長澤まさみにもその手紙を見せる

長澤まさみが失踪した
佐藤健は森ななが亡くなったことを知る
森ななが居たホスピスに行くと森ななのカメラを渡される
現像すると何故か長澤まさみが写ってた

長澤まさみ(今カノ)が余命宣告された緩和ケアを受けてるような森なな(元カノ)にわざわざ会いに行きその施設で働き、最後には失いかけてたと物を見つけるために、森ななに会居に来たことを本人に告げてた

なんて最低だと思った
長澤まさみは佐藤健に大事にされなくなったとき、森ななにとても愛されていた佐藤健という存在を森ななに会うことで認識して優越感に浸ってやっぱり好きだと認識しているように思えた
佐藤健は最後長澤まさみを迎えにいってうまくやり直して映画は終わったけど、
森ななは余命宣告されて未来を生きることさえ難しかった状況やのに今カノが会いに来てありがとうと言った
なんて残酷な映画
近くに長くいても愛し続けることは大事やと思ったし、やっぱ生きてるって最強やんって思ったし、一番好きな人より2番目に好きな人と結婚するっていう言葉が合ってるなと思った

失った過去は手に入れられないから永遠となったり、愛し続けられることに繋がるのだと思った、確かに自分が長澤まさみの立場なら““今(私)を見て””となるのかもしれない。それがたとえ手に入れてしまった物だとしても。
か