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四月になれば彼女はのtetsuのネタバレレビュー・内容・結末

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

春への未練を捨てきれず「目に見えないけど確かにそこにある」精神を診る医者になったがそれでも深くまで知ることは出来ないままの藤代
「目に見えないけど確かにそこにあるもの」が好きだったのに藤代と見るはずだった「目に見える美しいもの」に囚われていた春
愛を終わらせないことに執着して始めることに怯え続けていた弥生

芯も軸もなくブレブレに見えるけど結局本質的な部分は変わらない3人
最後の最後まで成長していない藤代と弥生
特にラストの動物の特徴を披露する藤代のシーンは本当に何も変わってないんだなって感じた
とてもリアルでしんどい映画

心に残るセリフが多くて全てが納得出来るわけじゃなかったけど良い言葉をたくさん聞けた
「1人に全部満たしてもらおうとする事自体が間違い」が1番刺さった

タスク、ペンタックスと友達になりたい
主軸の3人とは関わりたくない
佐藤健は演技が凄すぎるのでとりあえず死ぬまで健やかに俳優を続けてください

あと河合優実の喫煙シーンが見れて良かった
劇中で1番いい女だろ多分
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