スマートブレインが政府と結託してオルフェノク退治を行う世の中だが、突然行方不明になった乾巧。しかし、ある時スマートブレインに襲われる菊池クリーニングの面々。そこへ現れる行方不明のはずの乾巧だが…。
散々焚き付けられてた新型ファイズだが、デバイスがスマホに変わったくらいで、従来の焼き増しでしかなかったのが残念。アクセルフォーム的な機能も旧型とほぼ同じで、高速演出がなんかダサい。
ミューズにはAIによる攻撃予測補助機能があったが、現代っぽさもあり、面白かった。ジオウとかオーディンみたいな時間系の能力とかじゃなくて、テクノロジーによる機能って感じが個人的には好き。
井上先生が脚本なので、ドラマパートも少し期待していたが、やっぱり1時間で完結するには詰め込み過ぎてて、感情移入できなかった。真理がオルフェノクになったことで絶望し、死にかけの巧と同じ心境だから、お互いを心から求め合える…とかそんな意図なのかな。そう思っても急過ぎて気持ちが追いつかない。
あとは何と言っても草加だよ。まさか正面から笑わされるとは思わなかった。あの表情本当に最高だよ。あれだけでも観た甲斐があった！湯切りも何か笑えた。
新型に肩透かしを喰らったけど、それも旧型を引き立てるための踏み台だったのかな？旧型が新型に打ち勝つっていう図式もアツい。
やっぱりファイズはあれがかっこいい。あのファイズを映画館のスクリーンで観られたのは本当に嬉しかった。第一話の如くゆっくりとした変身シークエンスがグッときた。
思うところはいっぱいあるけど、ラストの草加とファイズで自分の中では挽回してくれたから、とりあえずよかった。
