くしかつぬぬぬ

仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインドのくしかつぬぬぬのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

完璧な555の続編

よくある本編で成長した登場人物がもう一回似たような成長をするのではなく、本編後の変化があり、ファンムービーとしてだけではなく"続編"として楽しめた。

三原や琢磨、啓太郎など本編完結時に生存が確定していたが登場しなかった人物がそこそこいたのが少々残念。ワンシーンだけや、少なくとも現状を言及して欲しかった。
特に啓太郎がいたらこんなこと言いそうだな〜と思ってしまうシーンが多々あったのでその分ほぼ代役(?)の条太郎が影が薄く感じた。
ただ、ラストシーンで条太郎が巧にベルトを渡すシーンが涙が出るほど感動したので、そのシーンのためだけにも存在した価値は十分にあったと思う。

多少残念な点があったものの、巧の心境の変化、ネクストファイズのアクセルフォーム、Just φ'sが流れながらの555への変身など期待していたシーンがほとんどあり非常に満足できた。
続編ができそうな終わり方だったのでいつか次回作を作って欲しい。