だいさんぱん

仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインドのだいさんぱんのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ファイズ本編、映画、他客演作品や仮面ライダー4号視聴済みです。
作品の懐かしさを感じさせつつvシネ特有の攻めた描写や現代ライダーを思わせるコミカルな部分も感じられた。
終盤の原点のファイズに変身するシーンはまさにリゲインドと言える。
真理がオルフェノク化してからの絶望ムードから巧とのラブシーンの流れはファイズ味を感じられて、個人的には後半から映画を楽しめた。
お馴染みぶっ飛びキャラの草加も前半は平常運転の真里マリアムーヴで落ち着いていたが、後半からペースをあげてきて2024版草加スマイルを見ることができた。
この映画で受け入れ難かったのは、敵のサイボーグ設定である。
まぁ死者を使うためには致し方ないとはいえ、記憶する限りファイズでサイボーグ要素はあまり薄く、それが敵役と言われてもポカンである。
もう少し納得のいく復活のさせかたが欲しかった。
ミューズも新キャラでいきなり変身を恥ずかしがるネタを披露したが、少しスベっているように感じた。後半からの巧ラブムーヴはキャラの立ち位置としては良かった。
サイボーグ北崎がミューズに返信する際は少しスーツに変化があると尚良かった。

まとまりのない感想をダラダラ書いてしまったが、2024にファイズを見ることができてファンとしては嬉しい。
今後の平成ライダーカムバックの展開を期待したい。