プロレーサーの夢を持つヤン。世界的人気のゲーム「グランツーリスモ」にて選抜プログラムに参加し、本物のプロレーサーとしての道を拓いていく。
キャスト、ストーリー、車、エンジン音、スキール音、サントラの全てが最高に良くて上映時間が130分とは思えないほどの満足感だった。
カメラワークがドライビング・カーライフシュミレーター目線と現実目線が交互に組み込まれていて手に汗握るとはこういうことだと感じた。
実話に基づく映画はなかなかダイレクトに伝わりづらい。なのにこの作品は一度見るだけで、ヤンが己や仲間と過ごした時間を、観客が感情移入しやすい構成になっていたから観やすかった。
レーシングカーに乗ってるような感情の起伏があってずっと力が入ってしまっていたけど、それも最高に良い。
必要なシーンの連続で、あっという間だった。面白い!と思える作品はトップガン以来なかったので観ることができて本当に良かった。
4DXも気になるので観てみたい。