勝沼悠

哭悲/The Sadnessの勝沼悠のレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
3.9
 台湾でウィルスが変異を起こし、感染した人を狂暴化させるようになる。

 感染した黒目顔の笑顔だけでお腹いっぱいのインパクトなのに、容赦なくゴアゴア。一般向けではない。純粋なゾンビではなく抑制が外れただけなので、ただ暴れるだけでない多様な展開は良い。
 渡辺直美の怪演が光ると思ったが、渡辺直美じゃなかった。主演のレジーナ・レイは魅力的。
 これ、コロナを強く意識してつくられてますよね。当初ロックダウンを強くやっていた台湾でこういう映画がつくられたのは面白い。
勝沼悠

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