センパイ

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人のセンパイのレビュー・感想・評価

4.1
予告編くらいしか見ていなかったので、内容はほとんど知らずに鑑賞。
激動の人生ではあるものの、映像自体は地味なものが続く。

国王の娘たちのお局感が嫌味ったらしく良かった。
このようなロイヤル系の映画ではお付きの人がいい人のパターンが多いんだけど、この映画でもそれは健在だった。

国王に捨てられるかも、と不安になるデュバリー家だけど、国王も崩御した瞬間に近くにいたものたちは即座にいなくなり、王太子の元に向かう。(ラボルドだけは側に)
庶民を愛人にして嫌われていたとしても人間はなんて孤独なんだと悲観的に感じるところでもありました。