床ずれ

瞳をとじての床ずれのレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
5.0
ヴィクトル・エリセ数十年ぶりの長編映画はあまりにも悲しく、あまりにも美しかった。文字通り魂が震える。
ローラとの対話が1番グッときた。濱口竜介を思わせるような、座った人同士の端正なショット・リヴァースショットが続くが、濱口にはこれほど深い悲しみはまだ撮れないと思う。
悲しみの淵にいても、まだ映画に魂を振るわす希望を残すところが伝説のシネアストという感じ。
『ミツバチのささやき』のアナ・トレントの顔が全然変わっていなくて美魔女と化していた。
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