杜水

瞳をとじての杜水のレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
4.0
ビクトル・エリセ監督31年ぶりの新作。
失踪した元人気俳優のフリオとフリオを探す映画監督のミゲル。
対話によって過去が描き出され、時間の経過とともにフリオの人間性が像を結んでいく。なんというか、映画の中で映画が作られていくような不思議な感覚に陥る。人間の時間と記憶について、美しく、誠実に写した作品。
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